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neglect

ここ何日間か、私の頭の中で渦を巻いて回っている言葉「neglectネグレクト」。

(参照)

育児放棄…

子どもの立場からしたらさ…
愛してよ
抱きしめてよ
寂しいよ
悲しいよ
って、受け入れてもらえない自分は
愛されない
価値がない
って、看板背負っちゃうんだろうけどさ。
親の立場からしたらさ…
愛したい
抱きしめたい
ごめんね
だけど…
愛し方がわからない
抱きしめ方がわからない
って、母となった自分にバツをつけて…
母親失格
子どもを不幸にした
私なんて…
って、むちゃくちゃ自己否定して生きていく。

そんなんいったら、私もネグレクトしてきたわ!数年前まで。
子ども3人居たって、
子どもを愛してるなんて思えなかった…
子どもを抱きしめるなんてできなかった…
子どもと無邪気に遊ぶなんてできない。

そんな自分にバツをつけて、紐で首絞めてきた。笑

逆に子どもの立場としても、40年近く母親に「愛されてない」と思ってきた。
なんで愛してくれないの…
なんで抱きしめてくれないの…
なんで認めてくれないの…
って、もがいてきた。
でもね、それに気づいた時
「愛してほしかった」
って、母親に言ったら
「あんなに愛していたのに、伝わってなかったの?」
って、笑われた!笑

そんなもんだよね。
だからね、育児放棄した方も、された方も許してあげてほしいな。

愛したくても、愛し方が分からなかった自分を。

愛されなかったと思っていた自分を。

なんだか、お互いの勘違いや思い込みで遮断された愛の中で、いつまで苦しみながら生きて行くのは、お互いに辛すぎるよ。

子どもを産んだからって、立派な母親になれたら、こんな言葉も生まれない。

母親も、ただの人間。

だから、生まれてしまう「neglect」。

結局は、すべて「愛」なんだ。


〈それでもやっぱり、愛されてる。〉